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中国広西チワン族自治区の洞窟から新属新種として記載されたケシゲンゴロウ亜科の Sinoporus tianmingyii Zhao & Jia, 2021 だが、この属名はゲンゴロウ類の化石種に与えられた属名 Sinoporus Prokin & Ren, 2010 の新参ホモニムになるので置換名 Sinodessus Jiang & Jia 2024 が提唱された ( Jiang and Jia 2024 )。
ゲンゴロウの自然史
日本産ゲンゴロウ
世界のゲンゴロウ科は現在 11亜科に分けられている。日本にはその内 7亜科が分布。
世界のコツブゲンゴロウ科は現在 2亜科に分けられていて、両亜科とも日本に分布する。
ゲンゴロウ科に比べて研究者が少なく、幼生期や食性などの生態面は不明瞭な点が多い。
日本未記録の科
ゲンゴロウ上科の内「ゲンゴロウ科」「コツブゲンゴロウ科」以外の 4科は日本からの記録がない。