過去の新着情報
2023年
12月30日
オーストラリアの地下帯水層からケシゲンゴロウ亜科の新属新種 Ngaliadessus humphreysi, Watts & Villastrigo 2023 が記載された ( Watts et al. 2023 )。
ニューカレドニア固有の陸生ゲンゴロウとして知られていた Typhlodessus Brancucci, 1985 だが Paroster Sharp, 1882 のシノニムとされた ( Villastrigo et al. 2023 )。
沖縄島のオオイチモンジシマゲンゴロウが Hydaticus yambaruensis Karube, Kitano & Araya, 2023(ヤンバルオオイチモンジシマゲンゴロウ)として分離、記載された。 ( Karube et al. 2023 )。
9月 3日
南米の Amarodytes Régimbart, 1900 は以前から単系統性に疑念を持たれていたが、その内の 2種と 2新種に基づき新属 Miradessus Miller, Benetti & Michat, 2023 が記載された ( Millar et al. 2023 ) 。
7月23日
コセスジゲンゴロウが新たに創設された Austrelatus Shaverdo, Hájek, Hendrich, Surbakti, Panjaitan & Balke, 2023 に移された。
2月23日
北米に分布するケシゲンゴロウ亜科の小属 Lioporeus Guignot, 1950 が Hydroporina から Siettitiina に移されている ( Villastrigo et al. 2021 ) ことに気付いた。これで Hydroporina に所属する属は 6属になった。
2022年
4月13日
本州、四国、九州からマルケシゲンゴロウ Hydrovatus subtilis Sharp, 1882 として知られていた種の大部分は未記載種であったとしてオニギリマルケシゲンゴロウが記載され、同時に H. subtilis の国内での分布が疑わしくなった(→ マルケシゲンゴロウ )。
2021年
10月31日
徳島県を原記載地としてアワメクラゲンゴロウが記載され、同時にメクラゲンゴロウの亜種 Morimotoa phreatica miurai が独立種とされた ( Yanagi and Nomura, 2021 ) 。
8月22日
対馬から Hydroglyphus geminus (Fabricius, 1792) が記録され、オウシュウチビゲンゴロウと名付けられた ( Okada 2021 ) 。
7月 5日
三重県を原記載地としてイガツブゲンゴロウが記載された ( Yanagi and Akita, 2021 )。
1月21日
ラオスの洞窟からケシゲンゴロウ亜科の新属新種 Laodytes lapiei Queney, Lemaire & Ferrand, 2020 が記載された ( Queney et al. 2020 ) 。
1月11日
福島県を原記載地としてヒラサワツブゲンゴロウが記載された ( Watanabe and Kamite 2020 ) 。
2020年
12月 5日
スジゲンゴロウの学名として使われてきた Hydaticus satoi Wewalka, 1975 が Hydaticus bipunctatus Wehncke, 1876 のシノニムとされた ( Wewalka 2020 ) 。
8月 1日
愛媛県から Hydrovatus japonicus Takizawa, 1933 として記載されて以来長く疑問種扱いであったヒメマルケシゲンゴロウだが、国内未記録の Hydrovatus subrotundatus Motschulsky, 1860 のシノニムとされた ( Watanabe and Biström 2020 ) 。
4月25日
対馬から Platambus ussuriensis (Nilsson, 1997) が記録され、ウスリーマメゲンゴロウと名付けられた ( 三宅 2020 ) 。
2019年
6月25日
ブラジルから Laccophilini の新属 Hamadiana Benetti, Short & Michat, 2019 が記載された ( Benetti et al. 2019 ) 。
3月18日
バルト琥珀中から見出された小型種がキボシツブゲンゴロウ属であるとして Japanolaccophilus beatificus Balke & Hendrich, 2019 の名で記載された ( Balke and Hendrich 2019 )。